ドブ沿いの道しか歩いてない気がするオメガれすこんばんは。
waldorf pulse2をついついうっかり買ってしまいましたよ。これは何かといいますとデスクトップシンセサイザーでして、つまりデスクトップPCのように本体だけでは何もできない困った子でして、外部に鍵盤なりシーケンサなりスピーカなどを接続してあげないと音が出ません。とはいえほとんどの家庭にはMIDI鍵盤やモニタスピーカ等はあるので問題ないでしょう。
○いいところ
音がいい。さすがアナログ。低いノートの低域が高級チョコのようにサラッサラな感じ。
よく練られたUI。シンプルなレイアウトだけど迷わず音を作り込める。これ以上パラメータが減っても困るし増えても操作しきれなくなる、ギリギリのライン。
つくった音色を保存できる。自分が持ってるアナログ系ではこの子だけ。
×よろしくないところ
各パラメータの数値・状態はそれをいじるまで把握できない。
ハイパスフィルターでカットオフを0にしてもかなりの低域がカットされたまま。rocketのハイパスフィルターがよかっただけにこれは残念すぎる。
パラフォニックモード(8音まで同時に鳴らせる)があるが、パルス波形のみ。rocketは逆にsawのみ。
ACアダプタ必須。rocketがusb給電のみで動作するのに比べてやや残念だが仕方ないのかな。
400個以上あるプリセット音色だが、その音量が極端にバラバラ。
マイナス要素を多めに挙げたけどいい楽器ですよ。これで遊んであるとあっという間に時間が過ぎます。いくつかの弱点は似て非なるrocketと組み合わせることで補えそう。reasonからpulse2とrocketを同時に制御するのは簡単、そしてそれぞれ外部音声入力を持っている、ということはpulse2→rocketとつないでrocketのハイパスフィルターを使う、rocket→pulse2とつないで8音sawにADSRだのノイズだのrocketにない要素を足すなどいろいろできそう。