先日、インターホンが鳴り、ついつい出ちゃうと「警察ですが、オメガさん(本名フルネーム)ですか?」と。物件のポストにはファミリーネームしか表記してないので、下の名前まで知ってるということは自分をめがけて来たということ。以下、部屋の玄関でのやりとり。
警察「柴又の上智大生殺人事件について、ご協力をいただきたい。遠い事件だとは思いますが。」
オメガ「それがね、意外と遠くないんですよ。」「あっこちゃん。」
この一言で捜査員の顔が一瞬こわばった。
オメガ「あっこちゃん、被害者の姉ね、自分の姉とお友達だったんですよ。だから、遠いという感覚はないんです。」
警察「では、(オメガの)お姉さんは妹さん(被害者)とも面識が?」
オメガ「いえ、全然ないと思いますよ。あと自分はあっこちゃんの顔すら分かりません。」
遠くないという理由が判明して捜査員の緊張は解けた。そして本来の目的を説明しだした。
事件当時の技術では現場に残された血液等からは犯人の遺伝子は特定できなかった。しかし最近になり特定できる技術が発達したため、今になって関係しうる人物全てを総当たりで調べている。オメガさんは常盤中学校で被害者と同時期に在籍していたので、念のため遺伝子のサンプルを採らせて欲しい。ちなみにオメガさんが3年生の時に被害者が1年生。
頬の内側にスポンジを当てる方式で遺伝子のサンプルを採取。提出に同意する書類にサインし、その書類を持ったオメガを1枚撮影。カメラはリコーのコンデジ。警察はリコーのデジカメばっかり使うのね。最後にピーポくんのメモ帳をいただいて終了。
SNS等に今回の件を書いていいのかと聞くと、むしろ積極的に書いて欲しいとのこと。もらったチラシには「懸賞金800万円」とある。解決して欲しい。
遺伝子のサンプル採られちゃったよ。柴又の事件は全然関係ないからいいけど、他で悪いことしたらバレちゃう。悪いことしないけど。