今回はルイスクリークミノーについて。
江ブ研では通称「ケンクラミノー」で知られる。その通り、ケンクラフトのルアー。自分が釣りを始めて最初に買ったルアーであり、しかし以後は放置状態にあり、数年後に突如その実力を知り、以後は使いまくり集めまくりのルアー。サイズは40、50、70、90それ以上とたくさんあるが、50のフローティングだけが突然変異で釣れるルアーであり、集めているのも50サイズのみ。
ネットで調べてもこのルアーの実力はそれなりに知られており、愛用者は多い。このルアーが釣れると知った時にはとっくに廃盤になっていたため、入手するには中古市場をえぐるしかない。あまり見つからないが、見つかってもクソ安いのがこのルアーの悲しくも嬉しいところ。滅多に出回らない未開封のものを手に入れることができたが、フローティングとサスペンドとでパッケージの裏の説明書きの内容が違うことを知って驚愕した。
一見、どこにでもある普通のミノー。外見上の仕上がりはやや雑。軽くて飛ばない。特別なアクションなどせず。しいて挙げればやや大げさな、バタバタした感じのアクション。でも同じようなルアーの中ではダントツで釣れる。サイレント仕様だからなのか、魚に違和感を与えない。警戒されない。このステルスさこそ最大の性能。
春先、ライトリグにも食ってこない、小さいトップも追ってこない気難しい日にどうにか一本釣りたいときが最大の出番。1トゥイッチして浮かせてからひたすら待つ、これの繰り返し。活性がマシなら待ち時間を1秒程度まで縮める。他にも秋に入りトップに出なくなったけど見えバスが小さいときなどに助けてくれる。その場合は浮かさずトゥイッチとポーズのブレンド加減を調整。
デフォの針はポンコツなので要交換。自分は#10サイズを使っているが重さでバランスを崩す傾向にあるので今はシングルフックを検討中。
オカツパリ時のボウズ逃れに是非おひとつどうぞ。