先日の土曜日は釣りの予定だったが突如仕事をブッ込まれ釣りに行けなくなってしまった。釣りに行けなくなったストレスの発散方法として、釣りビデオを見る、ルアーの整理をする、そして過去の釣行記を読み返すなどがある。
釣行記を読んで過去を振り返ると、最近のでもあまり記憶に残っていないもの、逆にもっと昔のなのに鮮明に覚えているものがある。今回はどんなのが記憶に残ってるのか、というお話。
意外かもしれないが、猛烈に釣れた回の記憶は割とアヤフヤだ。大体が朝パターンで、爆裂的に楽しくて、帰りは眠気も吹き飛んで午後の仕事も余裕で対処とかのイメージだけは残ってるけど、年に1回はそういう体験をするため、もう記憶がごっちゃになってる。
一番印象に残っているのはオメガブチギレ祭りの回と\(^o^)/毎年おんなじ(><;)の回だ。どちらも何となく怒ってるが、怒ってることよりも「何が何でも釣ってやる」という気持ちから実際に魚を釣ったあたりが印象に残ってる。だから多分\(^o^)/風が吹いたらbuzzjet jr(><;)の最後のバスも取れてたらすごく記憶に残ったと思う。
もう一つ「オメガブチギレ祭り」が自分の中で重要なのが、この件が自分の釣りの中で明らかにターニングポイントだったということだ。それまでの釣りの基準は「1回の釣行で少しマシなサイズが一本とれればOK」だった。クオリファイのラインがそこにしかないから、ガツガツ攻める釣りをせず、同じルアーばかりダラダラと投げてるだけだった。そうではなくて、もっとハングリーに攻める釣りが単純に面白いと気づいたのだ。
それ以後は、それまで釣果の乏しかった時期に釣る方法を発見した回が記憶に残っている。春のレッグワーム、FPS、ケンクラミノー、春後のちょうちん釣り、真夏のbuzzjet jr、ペラモノ、シャッド系ワーム、秋以後のラバジ、スピナベ、クランク等々。
こうして見ると、単に釣れたというよりも、釣りの幅の広がりを感じた回が非常に記憶に残っているようだ。バス釣りに関して言えば、使えるルアーの幅がそのまま楽しみの幅にもつながっていると思っているので、ブレイクスルーは大きな魚を釣ったことよりももっと大切なのだ。